産業医求人における嘱託産業医と専属産業医の違いは?

By | 2023年5月9日

嘱託産業医と専属産業医の主な違いは、勤務形態にあります。嘱託産業医は非常勤で、月に1回程度事業所を訪問して産業医としての業務にあたることが多いです。一方、専属産業医は常勤で、事業所に専属して働きます。

また、専属産業医は1,000人以上の労働者が在籍する事業所および、有害業務に携わる労働者が500人を超える事業所に設置する必要があります。そして3,000人を超える労働者が勤務する事業所には、2名以上の専属産業医を選任して設置する必要があります。
多くの事業所は専属産業医ではなく、嘱託産業医を雇っているということなのです。

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嘱託産業医の仕事内容は?

嘱託産業医は、非常勤で、月に1回程度事業所を訪問して産業医としての業務にあたることが多いです。嘱託産業医の仕事内容には、健康診断や健康相談が中心になります。嘱託産業医は、事業場に定期的に赴き、限られた時間内で産業医としての業務を担います。これらは法律で決められているので職場の環境や職種や働き方によって指導内容は若干異なる可能性はあります。

健康診断や健康の相談に関しては大きく変わることはないでしょうが、精神的な負担の大きな職場においては鬱や心的疾患に関する相談もありますのである程度の知識がある方がいいでしょう。会社経営者の意見や考えも考慮しながら、労働者の労働停止などの判断を下す必要が生ずることもあります。

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